ファイバーマックス 1600ユニブロック・セーバーブロックは、PCW(多結晶質繊維)ブランケットを裁断し(あるいは折り曲げて)、積層圧縮しながらユニット化したブロック状製品です。
施工条件に合わせて、各種支持金具 も準備しています。
■ 厚生労働省による特定化学物質障害予防規則(特化則)対象外の製品です。
■ CLP規則、ドイツ規制(TRGS 905)による規制対象から除外される繊維状物質です。
ブロック種類 | 内蔵支持金具の種類 | |
ユニブロック | ブランケットを裁断し、積層圧縮したブロック状製品 | M, T 等 |
セーバーブロック | ブランケットをアコーディオン状に折り曲げ
積層圧縮したブロック状製品 |
M, T 等 |
Dブロック | ブランケットを裁断し、縫製によりモジュール化したブロック状製品 | B, S1 等 |
ブロックの形状表現方法
X:幅 Y:積層方向 T:厚み(鉄皮からの厚み
「(厚み寸法)T」×「(幅寸法)」×「(積層方向寸法)Y」
・異形の場合は図面が必要です。
内蔵支持金具無し
支持金具とブロックが別となる工法
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ㅤㅤ■ スタッドボルト溶接 + ナイフアンカー + ワッシャー + ナット |
内蔵支持金具有り
支持金具とブロックが一体となる工法
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TYPE-M ㅤㅤ■ 炉殻に特殊スタッドボルトを溶接 |
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TYPE-T ㅤㅤ■ 炉殻に穴あけ加工 |
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TYPE-B ㅤㅤ■ TYPE-Mと同様の工法(Dブロック専用) |
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TYPE-S1 ㅤㅤ■ TYPE-Tと同様の工法(Dブロック専用) |
RCF規制 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | |||
名称 | 1600 ユニブロック |
1600 セーバーブロック |
1600 Dブロック |
|||
最高使用温度 (℃) | 1600 | 1600 | 1600 | |||
かさ密度 (kg/m³) | 130 | 130 | 100 | 130 | 170 | |
熱伝導率
(W/(m・K)) JIS A1412–1 |
at 600℃ | 0.19 | 0.19 | 0.21 | 0.19 | 0.17 |
at 800℃* | 0.27 | 0.27 | 0.3 | 0.27 | 0.24 | |
at 1000℃* | 0.38 | 0.38 | 0.42 | 0.38 | 0.34 | |
at 1200℃* | 0.51 | 0.51 | 0.57 | 0.51 | 0.46 | |
加熱線収縮率 (%) | at 1400℃×24h | – | – | 0.7 | 0.5 | 0.4 |
at 1500℃×24h | 1.1 | 1.1 | 0.9 | 0.7 | 0.7 | |
化学成分 (%) | Al₂O₃ | 72 | 72 | 72 | 72 | 72 |
Al₂O₃+SiO₂ | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
ユニフェルト-Bは、ユニブロックの厚みを薄くしたタイプの製品です。
炉壁の表面に専用の無機質接着剤を用いて接着するだけで、炉壁の断熱性能を高め、省エネルギー化を図ることができます。
RCF規制 | 対象外 | |
名称 | 1600 ユニフェルト-B | |
最高使用温度 (℃) | 1600 | |
かさ密度 (kg/m³) | 130 | |
熱伝導率 (W/(m・K)) JIS A1412-1 *計算値 |
at 600℃ | 0.19 |
at 800℃* | 0.27 | |
at 1000℃* | 0.38 | |
加熱線収縮率 (%) | at 1400℃×24h | 0.5 |
at 1500℃×24h | 0.7 | |
化学成分 (%) | Al₂O₃ | 72 |
Al₂O₃+SiO₂ | 100 |
ファイバーマックス | かさ密度 (kg/m³) | 厚さ | 幅 | 長さ |
1600 ユニブロック、セーバーブロック | 130 | 100~300 | 300 | 300 |
1600 Dブロック | 100、130、170 | 30 | 200 | 150 |
50 | 300 | 150 | ||
50~300 | 300 | 300 | ||
1600 ユニフェルト-B | 130 | 50、75 | 200、300 | 200、300 |
品質に関わる数値は代表値であり規格値ではありません。 製品の仕様は、予告なしに変更することがあります。